プレゼンテーション能力は動画で改善できる
更新日:2022年1月22日
プレゼンの様子を録画したビデオを見せられるまで、自分がどんな話し方や歩き方、風貌をしているか意識したことがない。だがビデオを見せると、会話をするように自然に話すには、改善すべき点が多々あることに気づく。
『TED 驚異のプレゼン』(カーマイン・ガロ著 日経BP社)の144ページに、このような記述があります。
自身の声を録音し初めて聞いた時も「あれ、自分はこんな声なの?」という驚きと違和感がありましたが、自身がしゃべっているのを初めてみた時も「こんなに節々で『えー』を連発しているのか?もう少し上手く話せていると思ったのに。。」と落胆したことがあります。
皆さんも同じような経験をされているのではないでしょうか?
客観的に自分を見るのは相当に難しいということなんでしょう。
しかし不思議なもので、動画を見て自身の話に『えー』が多いことが理解できると、話している最中に「あ、今も言ってしまった」とその場で気づくことができます。すると、意識が高まるためか、ちょっとずつちょっとずつ『えー』が減っていきます。
『えー』が減っていくと、今度は自身の目線・視線が気になったりします。右を見たり左を見たりして視線が定まらず落ち着かない感じに再度落胆します。
こんなサイクルを繰り返し、ちょっとずつ細かい点が改善され、プレゼンテーション能力が総合的にアップしていきます。(※プレゼンの内容自体が一番大切ですが、それは動画でなくても改善できるので今回の話からは割愛します。)
ですが、それは自分のプレゼンを動画で見ることで初めて実現できることです。
社会人だけでなく、学生の方々も学校等でプレゼンテーションをする機会は増えて来ていると思いますので、ぜひ自身のプレゼンを動画で撮影してみてください。それを改善していくことで確実に今後に役立つスキルを身につけることが出来るはずです。
おまけとして
15年以上前に私が地方のテレビ局でプレゼンした動画をはっておきます(笑)
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