子供の受験と【学ぶ習慣】と
中学受験後に勉強をしなくなる人が少なくないような気がします。
身近な例だけで言っても、私の兄もその1人ですし、妻のお姉さんもそうだったようです。
かくいう私は中学受験を経験していないのですが。。
主な理由は以下のような感じでしょうか。
受験失敗後、公立校での勉強が簡単に感じ、やる気がなくなる。
志望校に合格したものの、周囲のレベルについていけなくなる。
なぜこのようなことになってしまうのでしょう?
結局のところ「なぜ、何のために、勉強しているのか?」という動機付けができていないからなのではないかと思うのです。
しかし、この動機付けは簡単ではありません。超難問!と常々思います。。
そう思う理由は、わが家も同じだからです。
もうすぐ10歳になる長男が持っている勉強の動機は「世界一のお金持ちになる」だったり「勉強したら、ゲームできる時間が増える」だったりで、全くもって「そんな目標を持っているなんて素晴らしい!」と言えるものではありません。。
そして、いつも思い悩みます。
どうしたら大谷翔平選手や藤井聡太さんほどとは行かないまでも、芦田愛菜さんやサンドウィッチマンさんがテレビでやっている博士ちゃんぐらいに
「とにかく好きなことを追求したい!
お金があっても良いけど、それらは好きなことの追求に使いたい」
といった感じになるのだろうと。
そして、色々と考えた結果、
下記の4つが必要なのではないか?と考えまました。
様々なことを経験してもらう
何がしたいのか?何に興味があるのか?を常に問いかける
脳の仕組みを利用し、学ぶ習慣を身につけさせる
保護者である自分自身が何かの追求者となり、その姿を見せる
(1)と(2)を繰り返し、
その流れに(3)を組み込むような感じでしょうか。
(4)については「できれば見せてあげたい」という感じです。
くもラボの教室でも同じような取り組みをしています。
英語版のマインクラフトが教材のメインとなりますが、
横浜市の公立小学校でも使用されている『プログラミング・ゼミ』や世界的に利用されている『Scratch(スクラッチ)』も興味があればくもラボの教室で使うことができます。
また、マインクラフトに限っても、コマンドブロックを連結させた仕掛けだけでなく、コマンドを使っての建物づくり、MOD(モッド)を使って仕組み作り等、それぞれの子供たちが興味を持てるものに対して追求をしてほしいと考えています。
その流れの中で、
「よりマインクラフトを知るためには英語を学ばないと!」
「より面白い仕掛けをつくるにはプログラミングを学ばなきゃ!」
そして、
「勉強って面白いかも‥」
と、学びが習慣になってくれることを期待してレッスンを行なっています。
そうなってくれれば、
「受験が終わったから、勉強もおしまい」
にはならないと私は信じています。
皆さんのアイデアや考え方もぜひ参考にさせていただきたいと思いますので、ご意見やご感想がございましたらお気軽にお声がけください!
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