アウトプット重視の学習を
くもラボが英語レッスン内で【英文記憶】を主に行っている理由は、学習のアウトプットをインプットよりも増やしたいからです。
アウトプット学習は苦行‥
インプットだけの学習に慣れてしまっている人にとって、英文記憶のアウトプットは苦痛です。
「覚えた!」と思ったことが、数分後には「覚えたはずなのに思い出せない‥」に変わってしまい、自信を失ってしまうことが多々あります。
脳への負荷・負担もインプットだけの学習に比べると非常に高く、短い休憩が頻繁に含まれているにも関わらずレッスンが終わった後には「脳が爆発しそう!」と言う人が多く出てきます。
インプットだけの学習が楽な理由
一方で、インプットだけの学習は非常に楽です。
教科書や参考書を読む
英単語や漢字を何度も書く
黒板の内容をノートを書き写す
先生の話を聞く
集中すればある程度の学習効果は望めますが、
そうでない場合は、ただ手を動かしながら時間が過ぎるのを待っているかたちになります。
結果、「3時間も勉強した!」けれどアウトプットできるものは多くない。なんてことになりかねません。
学校や塾でも、模擬試験や小テストなどアウトプットをする機会はあります。
しかし、それでもやはり現状はインプットがアウトプットの量を大きく上回っていると思うのです。
くもラボの英文記憶方法
くもラボの英文記憶レッスンでは英語の知識量に応じた英文を丸ごと覚えてもらい、その後、一定の時間ごとに、その覚えた内容をアウトプットとして書き出してもらいます。
「声に出すだけではダメ?書くないとダメ?」という質問を受けることがありますが、どの箇所の記憶が曖昧だったか?という記録を残し、次の記憶につなげるためにも書き出してもらっています。
つまり、レッスン中にアウトプットの機会が何度も発生します。
思い出せなかった箇所や間違った箇所は赤字で修正をしてもらい、再度、アウトプットを前提にインプットをしてもらいます。
その過程で、下記のような質問が出てくることがよくあります。
「なぜこういう単語の並びになっているの?」
「なぜこの文になると過去形なの?」
「この英単語はこういう意味もあるの?」
そういう疑問が自発的に出てきた時に、はじめて文法の解説をします。
そのように強い興味や関心を持った時の方が、記憶に残りやすいからです。
さて、みなさんの学習方法はインプットとアウトプットどちらが多いでしょうか?
もしインプットが多いかな?と感じたら、より短時間で効果を高められる方法があるはずだと考えてみていただければと思います!
【追記】
別の記事で、私がアウトプット重視になった理由である外資系企業と国内企業の働き方の違いについても紹介していければと考えています。
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